手続き系プリント / 算数
概数メーカー
四捨五入・切り上げ・切り捨て、上から○けたの概数、概数のはんい、概数の計算。種類を選ぶだけで毎回ちがう問題が作れます。
① しゅるい
概数は「およその数で考える力」対象:小4〜小5
四捨五入・切り上げ・切り捨てと、概数を使った計算を練習するプリントです。小4で習う概数は、買い物の見積もりやグラフの読み取りなど、生活の中で最もよく使う算数のひとつ。「どの位を見るか」を正確に判断する練習をくり返すことで、確実に身につきます。四捨五入・切り上げ・切り捨て・上から○けた・概数のはんい・概数の計算を分けて練習できます。
じょうずな使い方
- 求める位に○、その右どなりの数字に△をつけてから判断すると、見る位のミスが減ります。
- 切り上げ・切り捨ては「上の位の数が1増えるか、そのままか」を声に出して確かめましょう。
- 概数の計算は、先に概数にしてから計算するのが基本です(計算してから概数にしない)。
- はじめは「四捨五入」だけを十の位→百の位→千の位の順に、慣れたら「概数のはんい」へ進みましょう。
つまずきやすいところ
位のずれのほか、「切り上げ」で見る位より下がすべて0のとき(3,000を百の位で切り上げなど)の扱い、「上から2けた」で0が間にある数(10,482など)の扱い、はんいの問題での「以上・以下・未満」の使い分けがつまずきどころです。
おうちの方・先生へ:教え方のポイント
どこでつまずくか
- 見る位がひとつずれる:2,349を「百の位までの概数」にするとき、百の位の3を見て四捨五入してしまい2,000と書く子がいます。見るのは百の位のすぐ右、十の位の4なので答えは2,300。「どこまで残す?そのすぐ右はどれ?」と2段階で聞くと位置が定まります。
- 下から順に四捨五入してしまう:2,349の一の位9をくり上げて2,350、さらに2,400…と連鎖させるまちがいです。見る数字は1か所だけ、それより右は全部0になると確認させてください。
- 切り上げで0のときも増やす:3,000を百の位で切り上げると3,000のまま。下の位がすべて0なら増やさない、とノートに一行書いておくと迷いません。
- はんいの「未満」:百の位までの四捨五入で3,500になる整数は3,450以上3,549以下。小数まで考えるなら「3,550未満」と書けることも、余裕があれば話してあげましょう。
すすめ方の目安
- 「四捨五入」で、十の位・百の位・千の位までを1枚ずつ。○と△の印つけを毎回させます。
- 迷わず解けたら「切り上げ・切り捨て」。四捨五入との違いを口で説明できるか確かめます。
- 「上から○けた」。けた数を左から数える練習で、10,482のように0をはさむ数に注意。
- 「概数のはんい」で逆向きの考え方に挑戦し、最後に「概数の計算」と「ミックス」で仕上げます。
丸つけのあとに
答えつきで印刷し、まちがえた問題は「どの位を見たか」を本人に言わせてから直します。原因が位のずれなら同じ種類のまま「別の問題にする」でもう1枚、規則の取りちがえなら一つ前の種類に戻ると効果的です。
解き方の例
45,678を四捨五入して上から2けたの概数にする:左から2けためは5(千の位)。そのすぐ右の6を見て切り上げるので、答えは46,000です。
生活の場面とつなげる
買い物で「198円と312円なら、だいたい500円」と見積もる場面は、上から1けたの概数の計算そのものです。レシートやチラシの値段で一緒に見積もってから、実際の合計とくらべてみると、概数が「答えの見当をつける道具」だと実感できます。グラフの目もりを読むときに概数を使う話もあわせてすると、学習の目的がはっきりします。
このプリントで出る問題の例
実際に印刷される1枚目の見本(問題は押すたびに変わります)
概数メーカーでは、次のような問題が作られます。
- 3,482 を四捨五入して百の位までの概数にする → 3,500
- 6,703 を切り上げて千の位までの概数にする → 7,000
- 45,678 を四捨五入して上から2けたの概数にする → 46,000
- 四捨五入して百の位までの概数が 3,500 になる整数のはんい → 3,450以上 3,549以下
- 2,980 + 4,120 を上から1けたの概数にして計算 → 約 7,000
- 8,251 を切り捨てて百の位までの概数にする → 8,200
よくある質問
Q. 四捨五入で「どの位を見るか」を間違えます。
「百の位までの概数」なら、その1つ下の「十の位」を見ます。求めたい位に丸をつけ、その右どなりの数字に印をつけてから判断する習慣をつけると、ミスが減ります。
Q. 「上から2けたの概数」と「百の位までの概数」のちがいは?
「百の位まで」は位で指定する方法、「上から2けた」はけた数で指定する方法です。3,482なら前者は3,500、後者も3,500ですが、34,820なら前者は34,800、後者は35,000になります。
Q. 概数のはんいの「以上・以下・未満」がわかりません。
「以上」「以下」はその数をふくみ、「未満」はふくみません。四捨五入して3,500になる整数は3,450以上3,549以下(3,550未満)です。数直線をかくと見通しがよくなります。
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