経度から時差を求める、日本が○時のとき外国は何時か、地形図の縮尺から実際の距離を求める。中学地理の計算問題を毎回ちがう数で練習できます。
中学1年の地理で習う「時差の計算」と「地形図の縮尺の計算」を練習するプリントです。入試でも定番ですが、どちらも手順が決まっているので、数を変えてくり返せば確実に得点できます。時差は経度差÷15、縮尺は地図上の長さ×分母。この2つの基本を体に覚えさせましょう。時差を求める・相手の時刻を求める・縮尺から距離を求める・縮尺を求めるの4種類を出題します。
東経と西経をまたぐときに引き算をしてしまう、「東が進んでいる」を逆にする、日付が変わる場合(前日・翌日)の処理、縮尺でcmとkmの換算を1段階飛ばす、縮尺を求めるときに分子と分母を逆にすることがつまずきどころです。
東経と西経をまたぐ経度差。東京(東経135°)とニューヨーク(西経75°)で「135−75=60」と引いてしまう子がいます。本初子午線をはさんで反対側にあるときは足し算で、135+75=210、210÷15=14時間です。「2つの都市は0°の同じ側?反対側?」と先に聞くと、式を選び直せます。
進む・遅れるの向き。東京が午前9時のロンドンを「午後6時」と答えるのは、9時間を足してしまったケースです。「東にある場所ほど先に朝が来る」と言い直し、西のロンドンは9時間もどして午前0時になることを確かめましょう。
日付をまたぐ計算。東京が1月10日午前9時のとき、ニューヨークは14時間もどして1月9日午後7時です。9−14がマイナスになったら24を足して前日にする、という処理を、時計の絵や数直線をかいて見せると納得しやすくなります。
縮尺の単位換算。2万5千分の1で4cmなら4×25000=100000cm。ここで「cm→mは100でわる、m→kmは1000でわる」を1段ずつ書かせると、1000m=1kmまで迷わずたどり着けます。
5万分の1の地形図で3.5cmの実際の距離:3.5×50000=175000cm → 1750m → 1.75km。
「答えつき」で印刷すると、親子で式の途中まで見比べられます。まちがえた種類だけに切りかえて「別の問題にする」を押せば、数値の違う同じ型の問題で、手順が身についたかをその場で確かめられます。
地球儀や世界地図で、東京・ロンドン・ニューヨークの位置を指でたどりながら「どちらが東?」と確かめると、計算の意味がつかめます。縮尺は、家の近くの地図で駅までの長さを定規で測り、実際の距離を計算してみるのもよい練習です。

時差・縮尺 計算メーカーでは、次のような問題が作られます。
地球は24時間で360°回るので、経度15°で1時間の時差が生じます。2地点の経度差÷15=時差(時間)。東経どうし・西経どうしなら引き算、東経と西経なら足し算で経度差を出します。
東にある地点ほど時刻が進んでいます。日本(東経135°)より西にあるロンドン(0°)は日本より遅く、日本が正午のときロンドンは午前3時です。
実際の距離=地図上の長さ×縮尺の分母。2万5千分の1で4cmなら 4×25000=100000cm=1000m=1km。cm→m は÷100、m→km は÷1000 と、2段階で直すと安全です。