元素記号・化学式・化学反応式を、テスト形式で毎回ちがう組み合わせで出題。定期テスト前の確認に。
中学理科(主に中2)で学ぶ元素記号・化学式・化学反応式の暗記プリントです。記号→名前、名前→記号の両方向と、化学式と物質名の変換、化学反応式の穴うめをランダムに出題します。定期テストで確実に点を取るには、この「書ける・読める」の基礎が欠かせません。テストで主に問われるのは、名前を聞いて記号を書く方向です。
大文字・小文字のミス(CL、cl)、右下の数字の付け忘れ(H₂O を HO)、分子の数と原子の数の混同(2H₂ と H₄)、化学反応式で片側だけ係数を変えてしまうことがよくあるつまずきです。また、「酸化銀 Ag₂O」「硫化鉄 FeS」のように、名前の順と式の順が逆になる物質も注意が必要です。
まず多いのが、2文字の元素記号の2文字目を大文字にするまちがいです。塩素を「CL」、銅を「CU」と書く子には、「2文字目はいつも小文字」と決まりとして覚えさせ、Cl・Cu と書き直させてください。
化学式の右下の数字と、前につける数(係数)の区別もつまずきやすいところです。「2H₂O」は水の分子が2個、その中に水素原子は4個あります。「右下の数字は分子の中の原子の数、前の数は分子の数」と、図にかいて確認すると整理できます。
化学反応式では、左右の原子の数をそろえるときに右下の数字を変えてしまう子がいます。水素と酸素から水ができる反応で、H₂O を H₂O₂ にしてはいけません。正しくは 2H₂+O₂→2H₂O で、そろえるときは係数だけを変えます。
物質名と化学式の対応では、「炭酸水素ナトリウム NaHCO₃」のように長い名前の式が書けなくなりがちです。ナトリウム(Na)・水素(H)・炭素(C)・酸素(O)と、名前に入っている元素を一つずつ取り出して確認させてください。
「鉄と硫黄が結びつくと硫化鉄ができる」を化学反応式にします。鉄は Fe、硫黄は S、硫化鉄は FeS なので、まず Fe+S→FeS と書きます。左右の原子を数えると、Fe は左1個・右1個、S も左1個・右1個でそろっているので、係数はつけずにこのままで完成です。名前は「硫化鉄」と硫黄が先に聞こえますが、化学式は Fe を先に書く点に注意します。
化学反応式をまちがえたときは、答えを写すだけでなく、左右それぞれの原子の数を数えて表にさせると、どこがずれていたかが分かります。たとえば 2Ag₂O→4Ag+O₂ なら、左右とも Ag が4個、O が2個です。そのあと「別の問題にする」で同じ形式をもう1枚解かせてください。

元素記号・化学式メーカーでは、次のような問題が作られます。
中学の定期テストでは20種類ほどで十分です。このプリントに入っている元素はすべて教科書に出てくるもので、H・O・C・N・Na・Mg・Cl・Fe・Cuなどは必ず書けるようにしましょう。
原子の個数は記号の右下に小さく書きます(H₂O の 2)。分子の個数は式の左に大きく書きます(2H₂O の 2)。「右下は原子の数、左は分子の数」と覚えてください。
左右で原子の種類と数が同じになるように合わせます。まず複雑な化学式の係数を1として、酸素や水素のように単体で出てくるものを最後に調整するとうまくいきます。