「はなぢ」「つづく」「おとうさん」「こおり」。まちがえやすいかなづかいを、正しいほうを選ぶ・穴うめで練習します。
小1・小2で習うかなづかいの練習プリントです。「じ・ぢ」「ず・づ」の使い分け、くっつきの言葉「は・を・へ」、のばす音、小さい「っ・ゃ・ゅ・ょ」は、作文や日記で何度もまちがえるポイント。選ぶ・書くの形式で、言葉を変えながらくり返し練習できます。
①「じ・ぢ」「ず・づ」:基本は「じ」「ず」。「ちぢむ」「つづく」のように同じ音が続く場合と、「はなぢ」「みかづき」のように言葉が合わさってにごる場合だけ「ぢ」「づ」。②「は・を・へ」:くっつきの言葉のときだけ。③のばす音:お段は「う」が基本で、「おおきい・こおり・とおい」などが例外。④小さい字:「っ」「ゃ・ゅ・ょ」の有無で意味が変わる(きって/きて、びょういん/びよういん)。
「ぢ・づ」を使いすぎる(はなじ→はなぢ は正しいが、じしん→ぢしん はまちがい)、「を」を言葉の中で使う(おかし→をかし)、お段ののばす音をぜんぶ「お」にする(おとおさん)、小さい「っ」を大きく書く、がよくあるつまずきです。
「ぢ・づ」を習うと、今度は使いすぎる子が出てきます。「はなぢ(はな+ち)」「みかづき(みか+つき)」は、もとの言葉が「ち」「つ」だから濁っても「ぢ」「づ」になる、と分解して見せるのが一番です。反対に「じしん」「ずこう」はもとから「じ」「ず」なので、「もとの言葉にちやつがあるかな?」と聞いてあげましょう。
「は・を・へ」は、文の中では書けても、「わたしは」を「わたしわ」と日記で書いてしまうことがあります。言葉のあとに「ね」をつけて「わたしはね」「がっこうへね」と区切れるところがくっつきの言葉、と体で覚えさせると判断が早くなります。
お段ののばす音は「おとうさん」「ほうき」のように「う」が基本で、「おおきい」「こおり」「とおい」などが例外です。例外の言葉が出たら、その場で短い文にして声に出させ、例外どうしをまとめて覚えましょう。
小さい「っ・ゃ・ゅ・ょ」は、書くときにます目の右上に小さく書けていないと、読み手には「きつて」「びよういん」に見えます。プリントの答えを書くときに、字の大きさまで見てあげてください。
「を」は、ふだんの発音では「お」と同じに聞こえるため、「ほんお よむ」と書いてしまうことがあります。「〜を」のあとには「よむ」「たべる」のような動きの言葉が続くことが多い、と気づかせると見分ける手がかりになります。
まちがえた言葉は、正しい書き方で短い文を一つ作らせると、作文の中でも使えるようになります。「答えつき」で確かめたあと、同じ種類のまま「別の問題にする」で言葉を入れかえ、きまりで判断できているかを確かめましょう。

かなづかいメーカーでは、次のような問題が作られます。
ふつうは「じ」「ず」を使います。「ぢ」「づ」を使うのは、①同じ音が続くとき(ちぢむ・つづく)、②2つの言葉が合わさって「ち」「つ」がにごるとき(はな+ち→はなぢ、みか+つき→みかづき)の2つの場合です。
言葉と言葉をつなぐ「くっつきの言葉」のときです。「わたしは」「ほんを」「がっこうへ」のように、読み方は「わ・お・え」ですが、書くときは「は・を・へ」になります。「わに」「おかし」「えんぴつ」のように言葉の一部のときは、そのまま書きます。
あ段は「あ」(おかあさん)、い段は「い」(おにいさん)、う段は「う」(くうき)、え段は「い」(とけい・せんせい)、お段は「う」(おとうさん・こうえん)が基本です。ただし「おおきい・こおり・とおい・とお(十)」など、お段で「お」を使う言葉は例外として覚えます。