「3cm5mm+2cm8mm」「1時間20分+50分」のように、単位のある量のたし算・ひき算。くり上がり(10mm→1cm、60分→1時間)の練習ができます。
長さ・かさ・重さ・時間の、単位のついた量のたし算・ひき算を練習するプリントです。小2で長さとかさ、小3で重さと時間を習い、どれも「10(100・1000・60)でくり上がる」というきまりが共通です。くり上がりなし・ありを選べるので、まずは単位ごとに計算することに慣れてから、くり上がりに進めます。
長さは 10mm=1cm、100cm=1m。かさは 10dL=1L、1000mL=1L。重さは 1000g=1kg。時間は 60分=1時間。このプリントは、それぞれの量について、くり上がり・くり下がりのない計算と、ある計算を出題します。筆算のくり上がりと同じ考え方ですが、くり上がる数が10とは限らない点がポイントです。
mmが10をこえてもくり上げない(5cm13mm のまま)、時間の計算で100でくり上げてしまう(1時間20分+50分=1時間70分)、ひき算で大きい単位をくずし忘れる、単位を書き忘れることがつまずきどころです。
もっとも多いのは、小さい単位の数がくり上がる数をこえても、そのままにしてしまうまちがいです。3cm5mm+2cm8mm を「5cm13mm」と答える子には、「13mmは1cmと何mm?」と聞いて、6cm3mm に直させてください。
時間の計算で、ほかの量と同じように10や100でくり上げてしまうまちがいも目立ちます。1時間20分+50分は「1時間70分」ではなく、70分=1時間10分なので2時間10分です。計算の前に「時間は60でくり上がる」と一言確かめる習慣をつけましょう。
ひき算で、大きい単位からくり下げるのを忘れる子もいます。2L3dL-1L5dL では、3dLから5dLは引けないので、2Lのうち1Lを10dLにして13dL-5dL=8dL、L のほうは1L-1L=0Lとなり、答えは8dLです。
重さでは 1kg=1000g なので、くり上がりが1000になります。1kg600g+700g を「1kg1300g」のままにせず、2kg300g と直せるかを確かめてください。
2時間15分-40分を考えます。15分から40分は引けないので、2時間のうち1時間を60分にくずし、15分と合わせて75分にします。75分-40分=35分、時間のほうは1時間が残るので、答えは1時間35分です。くずすときに「100分」や「25分」にしてしまうまちがいが多いので、「1時間は60分」と書きそえてから計算させると確実です。
まちがえた問題は、両方の量を小さい単位にそろえて計算し直させると、答えが合っているかを自分で確かめられます。たとえば 3cm5mm+2cm8mm は 35mm+28mm=63mm=6cm3mm です。そのあと「別の問題にする」で同じ量・同じ設定をもう1枚解かせてください。

単位のある計算メーカーでは、次のような問題が作られます。
10mm=1cm、100cm=1m、10dL=1L、1000mL=1L、1000g=1kg、60分=1時間です。小さい単位が「いっぱい」になったら、大きい単位に1くり上げます。3cm5mm+2cm8mm は 5cm13mm → 13mm=1cm3mm なので 6cm3mm。
時間だけは60進法です。「分」が60をこえたら1時間にくり上げ、ひき算で分が足りないときは1時間を60分にくずします。1時間20分−50分 は、80分−50分=30分 と考えます。
どちらでも構いません。3cm5mm=35mm のように小さい単位にそろえて計算し、答えを戻す方法は確実です。慣れてきたら、単位ごとに計算してくり上げる方法の方が速くなります。