手続き系プリント / 算数
約数・倍数メーカー
約数・倍数・公倍数・最大公約数・最小公倍数・倍数の判定・素数・素因数分解・平方数。小5の約数・倍数から中学の素因数分解まで、種類とむずかしさを選ぶだけで毎回ちがう問題が作れます。
① しゅるい
約数・倍数は分数計算の土台対象:小5〜中3
約数・倍数・最大公約数・最小公倍数・素因数分解の練習プリントです。小5で習う約数・倍数は、そのあとの約分・通分(分数のたし算ひき算)に直結する大切な単元です。数字を変えながら何度も練習することで、「数を分解して見る目」が育ちます。約数・倍数・公倍数の書き出し、最大公約数・最小公倍数、倍数の判定、素数の判定、素因数分解、平方数にするためにかける数を、むずかしさ3段階で練習できます。
じょうずな使い方
- 約数は「1と○」「2と○」のようにペアで書き出すと、もれがなくなります。
- 最大公約数・最小公倍数は、連除法(はしご算)を書いて求める習慣をつけましょう。
- 素因数分解は、小さい素数(2→3→5→7)の順にわっていくと迷いません。
- 中学生は素因数分解をくり返すと、平方根の計算(√の中を簡単にする)が楽になります。
つまずきやすいところ
「約数」と「倍数」の取りちがえ、1と自分自身を約数に入れ忘れること、最大公約数と最小公倍数の混同が定番です。また、素因数分解では「4」や「9」のような素数でない数で止めてしまうミスがよく見られます。
おうちの方・先生へ:教え方のポイント
どこでつまずくか
- 1とその数自身を書き忘れる:18の約数を「2, 3, 6, 9」とする例です。正しくは 1, 2, 3, 6, 9, 18。「1×18」のペアから書き始める決まりにすると、両はしがぬけなくなります。
- 2つの数をかけたものを最小公倍数にする:(4, 6) の最小公倍数を 4×6=24 とする例です。4の倍数を順に書くと 4, 8, 12… で、12がすでに6の倍数なので答えは12。「もっと小さい公倍数はない?」と聞いて、倍数を書き出させてください。
- 1を素数に入れる・見た目で素数と決める:1は素数ではありません。また51は 3×17、91は 7×13 とわり切れるので素数ではありません。3の倍数かどうかは各位の数の和(5+1=6)で調べられる、と判定の方法とつなげましょう。
- 素因数分解を途中で止める:48 を「4×12」で止めたり、「2×24」で終えたりするまちがいです。すべて素数になるまでわり続けると 48=2⁴×3。最後に出てきた数が全部素数かを指でさして確かめさせます。
すすめ方の目安
- 小5は「約数」「倍数」を「やさしい」で始め、ペアで書き出す手順を固めます。
- 「公倍数を書く」「最大公約数」「最小公倍数」で、2つ(または3つ)の数に共通するものを考えます。
- 「倍数の判定」で、2・3・5・9 などの倍数の見分け方を身につけます。むずかしさを「ふつう」「むずかしい」に上げて数を大きくします。
- 中学生は「素数かどうか」「素因数分解」に進み、中3は「平方数にする」で平方根の準備をします。
- 仕上げは「ミックス」で、問われている内容を読み分けられるかを確かめます。
解き方の例:18 と 24
連除法(はしご算)で、18と24を共通の素数でわっていきます。2でわると 9 と 12、さらに3でわると 3 と 4。これ以上共通にわれる数はないので、最大公約数は左にならんだ数の積 2×3=6、最小公倍数はL字にかけて 2×3×3×4=72 です。
丸つけのあとに
最大公約数は元の数より小さく、最小公倍数は元の数以上になるので、答えの大きさを見て検算する習慣をつけてください。まちがえた種類だけを選んで「別の問題にする」でくり返し、同じ手順で解けたら「ミックス」にもどします。
このプリントで出る問題の例
実際に印刷される1枚目の見本(問題は押すたびに変わります)
約数・倍数メーカーでは、次のような問題が作られます。
- 12 の約数をすべて書く → 1, 2, 3, 4, 6, 12
- 7 の倍数を小さい順に3つ → 7, 14, 21
- (12, 18) の最大公約数 → 6
- (4, 6) の最小公倍数 → 12
- 36 を素因数分解 → 2²×3²
- (8, 12, 20) の最大公約数 → 4
- (6, 8) の公倍数を小さい順に3つ → 24, 48, 72
- 234 は3の倍数? → はい(各位の和が9)
- 91 は素数? → 素数ではない(7×13)
- 180 にできるだけ小さい自然数をかけて2乗の数に → 5
よくある質問
Q. 約数を書き出すとき、もれが出ます。
1から順に「わり切れるか」を調べるのではなく、「1と12」「2と6」「3と4」のようにペアで書き出すと、もれも重複も防げます。ペアの数が同じ数(6×6=36など)になったら終わりです。
Q. 最大公約数と最小公倍数の区別がつきません。
「公約数」は両方をわり切れる数なので、元の数より小さくなります。「公倍数」は両方の倍数なので、元の数より大きくなります。答えが元の数より大きいか小さいかで検算できます。
Q. 素因数分解はどの学年で習いますか?
中学1年生の「正の数・負の数」で習います(今の学習指導要領)。中3の「平方根」でも使います。小学校では「素数」という言葉だけ5年生で学びます。
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