返却されたテストを、点数だけ見てファイルにしまっていませんか。塾で伸びる子と伸びない子の差が最も出るのが、このテスト直しです。同じ授業を受けて同じ問題を間違えても、直しをする子だけが次に上がります。テストが返ってきたら、次のチェックリストに沿って進めてください。
テスト直しチェックリスト
- ☐ まちがえた問題を「ケアレスミス・あいまい・未習得」の3種類に分けた
- ☐ ケアレスミスは「何をどう間違えたか」を1行で書いた
- ☐ あいまいな問題は教科書に戻り、類題を1問解いた
- ☐ 未習得の問題は前の単元に戻った
- ☐ 直した日付をノートに書き、1週間後に何も見ずに解き直した
- ☐ 親は点数を責めず、「どのタイプのミスが多かった?」と聞いた
まちがいを3種類に分ける
まず、まちがえた問題を①ケアレスミス(分かっていたのに符号・単位・写し間違い)②あいまい(何となく覚えていたが正確でない)③未習得(そもそも分からない)に分類します。この仕分けをしないと、全部を同じ労力でやり直すことになり、時間だけかかって成果が出ません。
種類ごとに違う対処をする
ケアレスミスは「何をどう間違えたか」を1行で書く(例:マイナスを書き写し忘れた)。「気をつける」では減りませんが、記録を続けるとパターンが見えてきます。あいまいは教科書の該当ページに戻って確認し、類題を1問解く。未習得は前の単元に戻ります。ここだけは時間をかけて構いません。全部を一度に直そうとせず、嫌がる子にはまず1問だけ、と負担を減らしてください。
1週間後にもう一度解く
直した直後は「できたつもり」になっています。1週間後に何も見ずに解き直して、初めて身についたと言えます。このとき解けなければ、対処の種類が間違っていたということ。ノートの端に日付を書いておくと管理が楽です。間違えた問題だけを集めた「間違いノート」にしておくと、試験前に弱点だけを見返せます。
親は点数を責めない
「なんでこんな問題間違えたの」と責めると、子どもは間違いを隠すようになります。「どこを間違えた?」ではなく「どのタイプのミスが多かった?」と聞くと、子ども自身が分析する側に回ります。類題の練習には計算プリントや中学数学プリントのように、同じ種類を数字違いで出せる教材が便利です。定期テスト対策特集の進め方とセットで使ってください。