手続き系プリント / 算数
割合メーカー
小数⇄百分率⇄歩合の変換と、「○の△%は?」「△%が□のとき もとの量は?」の3用法。小5の最重要単元を毎回ちがう数で練習できます。
① しゅるい
割合は小学算数の最難関対象:小5〜小6
割合の表し方(小数・百分率・歩合)の変換と、割合・くらべる量・もとにする量を求める基本問題のプリントです。小5の割合は「算数で最もつまずきやすい単元」といわれますが、原因の多くは「もとにする量」の見極めと、小数⇄%の変換ミス。このプリントは、その2つを分けて集中的に練習できるようにしています。3用法を別々に覚えるより、「もとにする量×割合=くらべる量」の1本の式にわかっている数をあてはめる方が確実です。
じょうずな使い方
- 「〜の」の前にある量が「もとにする量」。問題文に線を引いて見つけましょう。
- %は必ず小数に直してから計算します(40%→0.4)。
- くらべる量ともとにする量の大小関係(割合が1より小さければ、くらべる量の方が小さい)で検算しましょう。
- 「表し方の変換」で 0.4=40%=4割 を言えるようにしてから、「割合」→「くらべる量」→「もとにする量」の順に進め、慣れたら「ミックス」へ。
つまずきやすいところ
%を小数に直さずにかける(30×40)、くらべる量ともとにする量を逆にする、歩合の「分」と「%」の混同(3割5分を35%と書けるかどうか)、割合が1より大きい場合(120%)の処理、「増える・減る」を含む問題で元の量を見失うことがつまずきどころです。
おうちの方・先生へ:教え方のポイント
どこでつまずくか
- 小数と百分率の変換:0.05を「5割」や「50%」としてしまう。0.1=10%=1割、0.01=1%=1分という対応表を、本人に書かせて手元に置くと安定します。
- もとにする量の取りちがえ:「30人は120人の何%?」で120÷30としてしまう。「120人の」と「の」がついている方がもとにする量です。式は 30÷120=0.25 で、答えは25%になります。
- もとにする量を求める問題:「ある数の40%が20」で20×0.4=8としてしまう。□×0.4=20 と式を立て、□=20÷0.4=50 と求めます。わからない量を□にして、かけ算の式で書いてから考える声かけが有効です。
- 答えの大きさを確かめない:割合が1より小さいのに、くらべる量の方がもとにする量より大きい答えになっていたら、どこかでまちがえています。「割合は1より大きい?小さい?」と聞いてみましょう。
すすめ方の目安
- 「小数・%・〇割の書きかえ」で、3つの表し方を自由に行き来できるようにします。
- 「割合を求める」で、くらべる量÷もとにする量を練習します。
- 「くらべる量」に進み、もとにする量×割合の計算に慣れます。
- いちばん難しい「もとにする量」を練習したら、「ミックス」で3種類を見分けます。
解き方の例
「定価800円の品物を2割引きで買うと何円?」 2割は0.2なので、値引き額は800×0.2=160円、代金は800−160=640円。または、残りの割合1−0.2=0.8を使って800×0.8=640円と一度に求められます。「〜引き」「〜増し」の問題は、はじめに「残る(増えた後の)割合はいくつ?」と考えさせると混乱が減ります。
丸つけのあとに
まちがえた問題は、数字を簡単なもの(100人の50%など)に置きかえて同じ形の式を考えさせると、どこで迷ったかがはっきりします。理解できたら「別の問題にする」で、もとの難しさに戻して解き直しましょう。
このプリントで出る問題の例
実際に印刷される1枚目の見本(問題は押すたびに変わります)
割合メーカーでは、次のような問題が作られます。
- 0.35 を百分率で → 35%
- 4割5分 を小数で → 0.45
- 30人のうち 12人 は何% → 40%
- 200円の 15% は何円 → 30円
- あるクラスの 40% が 16人 のとき、もとにする量は何人 → 40人
- 800円の 2割引き の値段 → 640円
よくある質問
Q. 割合の3用法とは何ですか?
①割合=くらべる量÷もとにする量、②くらべる量=もとにする量×割合、③もとにする量=くらべる量÷割合 の3つです。どれも同じ関係を別の形で書いたものなので、「もとにする量×割合=くらべる量」の1つの式に矢印を引いて考えると整理できます。
Q. 百分率と歩合の変換が苦手です。
0.1=10%=1割、0.01=1%=1分、0.001=0.1%=1厘 です。0.345 なら 34.5%、3割4分5厘。小数を100倍すると%、小数点の位置そのままで「割・分・厘」と読むと歩合になります。
Q. 「もとにする量」はどれですか?
「〜の」「〜を1とみて」の直前にある量です。「クラス30人の40%」なら30人がもとにする量。「〜は〜の何%」の形では、「の」の前がもとにする量、「は」の前がくらべる量です。
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