手続き系プリント / 数学
中学図形 計算メーカー
円周と円の面積、おうぎ形の弧の長さ・面積、三平方の定理、円周角、相似。図形分野の「計算で解ける問題」を毎回ちがう数で練習できます。三角形・多角形・平行線の角度は「角度の計算メーカー」で練習できます。
① 分野
図形の「計算問題」を確実に対象:小6〜中3
円周・円の面積(小6)、おうぎ形(中1)、三平方の定理・円周角・相似(中3)の計算問題を練習するプリントです。図形の単元は証明や作図もありますが、テストで確実に点を取れるのは公式にあてはめる計算問題。数を変えながらくり返し、公式を体に覚えさせましょう。
5分野の公式
円周=直径×円周率、円の面積=半径×半径×円周率(小6は3.14、中学はπ)。おうぎ形の弧の長さ=2πr×a/360、面積=πr²×a/360。三平方の定理 a²+b²=c²。円周角の定理:円周角=中心角の半分、直径に対する円周角=90°。相似:対応する辺の比は等しい(AB:DE=BC:EF)。このプリントは5分野をランダムに、または1分野だけ集中して出題します。
じょうずな使い方
- 公式を書いてから数をあてはめる。暗算せず式を残します。
- 角度の問題は、わかっている角を図に書きこんでから考えましょう。
- π は最後まで文字のまま計算し、答えにも π をつけたまま書きます(中学)。
- 中3の受験生は「ミックス」で、どの公式を使うかを判断する練習をしましょう。
つまずきやすいところ
円の面積で直径をそのまま2乗してしまう、おうぎ形で中心角の割合をかけ忘れる、三平方の定理で斜辺でない辺を求めるときに足し算してしまう、√の中を簡単にし忘れることがつまずきどころです。
おうちの方・先生へ:教え方のポイント
どこでつまずくか
- 直径で面積を計算する。「直径10cmの円の面積」を10×10×3.14としてしまうまちがいです。面積に使うのは半径なので、5×5×3.14=78.5cm²。式を書く前に「半径はいくつ?」と図に書きこませます。
- おうぎ形の割合のかけ忘れ。半径6cm・中心角60°のおうぎ形の弧を、円周の12πのまま答えてしまう例です。60/360=1/6をかけて2πcm。「円の何分の何か」を先に分数で書かせると抜けがなくなります。
- 三平方の定理で斜辺を取りちがえる。斜辺10cm、ほかの1辺6cmのとき、残りの辺を√(10²+6²)とするまちがいが多いです。斜辺はいちばん長い辺で、直角の向かいの辺。この場合は√(100−36)=√64=8cmです。
- √の簡単にし忘れ。直角をはさむ2辺が2cmと4cmのとき、斜辺は√20cmではなく2√5cmと答えます。中の数を4×5のように平方数との積に分ける練習をしておきましょう。
すすめ方の目安
- 小6と中1は、分野を「円周・円の面積」にして円周率3.14の計算を確実にします。
- 中1は「おうぎ形」へ。弧の長さと面積の両方を、πのまま答える形に慣れます。
- 中3は「三平方の定理」「円周角」「相似」を一つずつ選び、公式を書いてから数をあてはめる練習をします。
- どの分野も安定したら「ミックス」で、問題を見てどの公式を使うかを自分で判断させます。
丸つけのあとに
答えつきの紙で答えを確かめたら、まちがえた問題の横に使うべき公式を書き、式の途中のどこでずれたかに印をつけさせます。原因がわかったら、分野をその一つにしぼって「別の問題にする」で数だけ変えた問題を2〜3問解き直しましょう。
解き方の例
問題:半径6cm、中心角120°のおうぎ形の面積
考え方:円全体の面積はπ×6²=36π。120°は360°の1/3なので、36π×1/3 → 答え:12πcm²。
計算をまちがえないくふう
図形の計算は、考え方が正しくても途中の計算で点を落とすことが多い単元です。3.14のかけ算は最後にまとめて一回だけ行う、πを使う中学の問題では数の部分だけを先に計算する、三平方の定理では2乗の値(25・36・49・64・81・100・144・169など)をすぐ言えるようにしておく、の3つを習慣にすると安定します。
このプリントで出る問題の例
実際に印刷される1枚目の見本(問題は押すたびに変わります)
中学図形 計算メーカーでは、次のような問題が作られます。
- 半径 5cm の円の面積(円周率 3.14) → 78.5cm²
- 半径 6cm、中心角 60° のおうぎ形の弧の長さ → 2π cm
- 半径 4cm、中心角 90° のおうぎ形の面積 → 4π cm²
- 直径 10cm の円の円周(円周率 3.14) → 31.4cm
- 直角をはさむ2辺が 5cm、12cm の直角三角形の斜辺 → 13cm
- 円周角:点Oが中心で中心角∠AOB=120° のとき、円周角∠APB(x) → 60°
- 円周角:ABが円Oの直径(∠APB=90°)で ∠BAP=35° のとき ∠ABP(x) → 55°(180−(90+35))
- 相似:△ABC∽△DEF で AB=4cm、BC=6cm、DE=6cm のとき EF(x) → 9cm(4:6=6:x)
よくある質問
Q. 角度の問題はありますか?
三角形・四角形・多角形の角、平行線の錯角・同位角などの角度の問題は「角度の計算メーカー」にまとめています。このページでは円・おうぎ形・三平方の定理・相似の計算と、円周角の定理を使う角度の計算を扱います。
Q. おうぎ形の弧の長さと面積の求め方は?
半径 r、中心角 a° のおうぎ形は、弧の長さ=2πr×a/360、面積=πr²×a/360 です。円全体のうち「a/360 の割合」と考えると、両方とも同じ形で覚えられます。小学校では円周率を3.14、中学では π を使います。
Q. 三平方の定理はどんなときに使いますか?
直角三角形で、2辺の長さから残りの1辺を求めるときに使います。a²+b²=c²(c は斜辺)。3・4・5、5・12・13、8・15・17 のような整数の組(ピタゴラス数)を覚えておくと計算が速くなります。
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