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中学入学準備 特集

小6の冬は、中学生活のスタートを左右する時期です。何を、どの順番でやればいいのか。塾で毎年小6の保護者にお伝えしている内容を、そのまま公開します。

優先順位:英語より先に、算数の穴をふさぐ

「中学準備=英語の先取り」と思われがちですが、実際に中1でつまずく子の原因は小学算数の未定着であることがほとんどです。正負の数そのものが難しいのではなく、分数の計算が遅い、割合が分かっていない、という土台の問題が表面化します。英語の先取りは、算数の穴をふさいだ後で構いません。

算数:固めるべき3単元

① 分数の四則計算

中学の文字式・方程式には分数が容赦なく出てきます。通分・約分が遅いと、授業中ずっと計算に足を取られます。分数プリントで「速く正確に」を仕上げてください。

② 割合

小5の最難関で、理解が曖昧なまま卒業する子が非常に多い単元です。中学では方程式の文章題、理科の濃度、社会の統計の前提になります。「もとにする量は何か」を図で確認する練習を。

③ 速さ

公式は知っていても「時速を分速に直す」で崩れる子が目立ちます。中1の方程式、中2の一次関数で再登場するので、単位の変換までセットで。単位換算プリントもあわせてどうぞ。

英語:先取りより「土台」

be動詞の先取りより先に、アルファベットの大文字・小文字をランダムに聞いて即書ける状態にしてください。中1の最初のつまずきは文法ではなくここです。アルファベットプリントで仕上げたら、英単語プリントで「音を聞いて書く」練習を。余裕があれば中学英文法プリントの中1範囲に軽く触れておくと、4月が楽になります。

3か月プラン(1日15分)

1月:分数

分数の四則計算を毎日1枚。まちがえた種類だけ翌日もう一度。

2月:割合と速さ

割合を2週間、速さを2週間。文章題は図をかいてから式を立てる習慣を。

3月:英語と生活リズム

アルファベットと単語を毎日。あわせて就寝・起床の時刻を中学の登校時間に合わせていきます。

意外と大事:学習習慣そのもの

中学入学時点で最も差がつくのは、特定の単元の知識より毎日机に向かう習慣があるかです。1日15分でいいので、時間と場所を固定してください。部活が始まると新しく習慣を作るのは一気に難しくなります。家庭学習の習慣づけもあわせてどうぞ。

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関連コラム:中学入学までに固めたい算数の3単元・中学英語の最初のつまずき

よくある質問

Q. 中学準備は何月から始めればいいですか?

小6の1月から入学までの約3か月が現実的です。それより早く始めるなら、まずは学習習慣づくりを優先してください。

Q. 英語と算数、どちらを優先すべきですか?

算数です。中1数学でつまずく子の原因は、正負の数そのものより小学算数の穴にあることがほとんどです。

Q. 塾には通ったほうがいいですか?

目的次第です。ただし家庭学習の習慣がまったくない状態で、中1の部活と勉強を両立させるのは大変です。小6の冬に学習リズムを作っておくと、通う場合も通わない場合も楽になります。