国語 / 文法
文節・単語メーカー
「私は/昨日/公園で/遊んだ。」のように、文を文節や単語に分ける練習。中1文法「言葉の単位」の定番問題を、毎回ちがう文で出題します。
① しゅるい
文節と単語は文法のスタートライン対象:小6〜中3
中1国語の文法で最初に学ぶ「言葉の単位」、文節と単語の区切り方を練習するプリントです。ここがあいまいだと、そのあとの文の成分(主語・述語・修飾語)や品詞の学習が理解できません。「ネ」を入れて文節に分け、自立語と付属語に分けて単語にする、という手順を、文を変えながらくり返し練習できます。文節に分ける・文節の数・単語に分ける・単語の数の4形式で出題します。
じょうずな使い方
- 文節は「ネ」「サ」を入れて区切る。入れると不自然なところは切れ目ではありません。
- 単語に分けるときは、まず文節に分けてから、各文節を「自立語+付属語」に分けます。
- 「〜た」「〜ない」「〜ます」「〜だ」「〜です」は助動詞。動詞から切り離して数えましょう。
- 「文節に分ける」→「文節の数」→「単語に分ける」の順に進むと、「ネ」入れから自立語・付属語の区別へ自然につながります。
つまずきやすいところ
「〜て/いる」「〜て/みる」のような補助動詞を1文節にしてしまう(正しくは2文節)、複合語(「走り回る」「春休み」)を2つに分けてしまう、助動詞「た」「ない」を動詞に含めて1単語と数える、接頭語・接尾語(「お手紙」の「お」「〜さん」)の扱いがつまずきどころです。
おうちの方・先生へ:教え方のポイント
どこでつまずくか
- 「本を読んでいる」を「本を/読んでいる」の2文節にしてしまう。「読んで」のあとに「ネ」を入れると「読んでネ/いるネ」と自然に言えるので、正しくは「本を/読んで/いる」の3文節です。「いる」「みる」「しまう」が後ろにきたら、そこでも一度「ネ」を入れてみるよう声をかけてください。
- 「夏休み」「書き始める」のような一語を「夏ネ休み」と区切ってしまう。区切ったあとの言葉だけで意味が通るか、辞書に一語でのっていそうかを考えさせると、複合語は分けないことに気づきやすくなります。
- 単語に分けるとき「食べた」を1語と数える。「食べ/た」と分け、「た」だけでは意味を持たない付属語だと確認します。「食べない」「食べます」も同じように、後ろの部分を指でかくして見せると区別がつきます。
- 「静かな」「きれいだ」の「な」「だ」を切り離してしまう。これらは形容動詞の活用語尾なので、「静かな」で1単語です。ここは中1でも迷う部分なので、まちがえても責めずに「この形は一まとまり」と教えてあげてください。
すすめ方の目安
- 「文節に分ける」で「ネ」を入れる感覚をつかみます。最初は声に出して読みながら区切らせましょう。
- 区切りが安定したら「文節の数」へ。数だけ答える形なので、頭の中で区切る練習になります。
- 「単語に分ける」では、まず文節の線を引いてから、各文節の中で自立語と付属語を分けさせます。
- 「単語の数」と「ミックス」で、形式が変わっても手順どおりに進められるかを確かめます。
丸つけのあとに
「答えつき」で印刷すると、区切り線の位置を1か所ずつ見比べられます。まちがえた文は、子ども自身に「ネ」を入れて読み直させ、どこで不自然になるかを言葉で説明させると定着します。そのあと「別の問題にする」で新しい文を出し、同じ形(補助動詞や助動詞)でもう一度試してください。
解き方の例
「妹が花に水をやった。」→ 文節:妹が/花に/水を/やった(4文節)。単語:妹/が/花/に/水/を/やっ/た(8単語)。
このプリントで出る問題の例
実際に印刷される1枚目の見本(問題は押すたびに変わります)
文節・単語メーカーでは、次のような問題が作られます。
- 「私は昨日公園で遊んだ。」を文節に分ける → 私は/昨日/公園で/遊んだ。
- 「昨日は雨が降った。」の文節の数 → 3
- 「昨日は雨が降った。」を単語に分ける → 昨日/は/雨/が/降っ/た
- 「赤い花がきれいに咲いている。」の文節の数 → 5
- 「弟は走って学校へ行った。」を単語に分ける → 弟/は/走っ/て/学校/へ/行っ/た
- 「本を読むのは楽しい。」の単語の数 → 6
よくある質問
Q. 文節の分け方のコツは?
文の途中に「ネ」や「サ」を入れて、自然に区切れるところが文節の切れ目です。「私はネ/昨日ネ/公園でネ/遊んだ」のように、声に出して確かめるのがいちばん確実です。
Q. 文節と単語のちがいは?
文節は「意味がわかる最小のまとまり」、単語は「それ以上分けられない最小の言葉」です。「公園で」は1文節ですが、単語では「公園」と「で」の2つに分かれます。1つの文節は、自立語1つ+付属語0個以上でできています。
Q. 「遊んだ」は1単語?2単語?
2単語です。「遊ん」(動詞「遊ぶ」の連用形が音便化したもの)と「だ」(過去の助動詞)に分かれます。「〜た/だ」「〜ます」「〜ない」などは助動詞なので、動詞とは別の単語として数えます。
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