手続き系プリント / 数学
関数メーカー
比例・反比例の式、一次関数の式を求める・変化の割合、y=ax² の式と変化の割合。学年ごとの関数の計算問題を毎回ちがう数で練習できます。
① 分野
関数は「式を求める」ことから対象:中1〜中3
比例・反比例(中1)、一次関数(中2)、関数y=ax²(中3)の計算問題を練習するプリントです。関数の単元はグラフの読み取りや応用問題が多く見えますが、土台はどれも「条件から式を求める」「式から値を求める」という同じ操作です。この基本計算を数を変えてくり返すことで、応用問題にも落ち着いて取り組めるようになります。式を求めるには、比例・反比例・y=ax² は1点、一次関数は2点(または傾きと1点)が必要です。
じょうずな使い方
- 式を求める問題は、まず y=ax、y=a/x、y=ax+b、y=ax² のどの形かを書いてから代入しましょう。
- 変化の割合=(yの増加量)÷(xの増加量)。増加量は「後−前」で符号に注意。
- 答えが出たら、与えられた点を式に代入して成り立つか確かめる習慣を。
- 中2は「一次関数の式」と「変化の割合」をセットで、中3は「y=ax²」に「一次関数の式」を混ぜ、入試前は「ミックス」でどの関数かを判断する練習をしましょう。
つまずきやすいところ
比例と反比例の式の取りちがえ、一次関数で傾きを求めるときの符号ミス(yの増加量が負になる場合)、切片 b を求めるときの代入ミス、y=ax² で x に負の数を代入したときの2乗の扱い((−3)²=9)、変化の割合を「yの値÷xの値」としてしまうことがつまずきどころです。
おうちの方・先生へ:教え方のポイント
どこでつまずくか
- 式の形を決めずに代入する:「yはxに反比例し、x=2のときy=6」をy=3xとしてしまう。反比例ならy=a/xなので、a=2×6=12、y=12/xです。「最初に式の形を書こう」と声をかけましょう。
- 傾きの符号:2点(1, 5)と(3, 1)を通る直線の傾きを2としてしまう。yの増加量は1−5=−4、xの増加量は3−1=2なので、傾きは−4÷2=−2です。「後ろから前を引く」を、xとyで同じ順番にそろえさせます。
- 負の数の2乗:y=2x²でx=−3のとき、y=−18としてしまう。(−3)²=9なので y=18。かっこをつけて代入する習慣をつけましょう。
- y=ax²の変化の割合:一定だと思いこみ、aをそのまま答える。y=x²でxが1から3まで増えるとき、(9−1)÷(3−1)=4です。一次関数との違いをはっきりさせます。
すすめ方の目安
- 中1は「比例・反比例」で、1点から式を求める操作を確実にします。
- 中2は「一次関数の式」で、傾きと切片の求め方を練習します。
- 続けて「変化の割合」で、増加量の計算と符号の扱いに慣れます。
- 中3は「y=ax²」を加え、最後に「ミックス」で問題文からどの関数かを見分けます。
解き方の例
傾きが3で、点(2, 1)を通る直線の式:y=3x+b に x=2、y=1 を代入すると、1=6+b なので b=−5。答えは y=3x−5。確かめとして x=2 を代入すると 3×2−5=1 となり、点を通っていることがわかります。この「代入して確かめる」一行を、毎回答案に書かせると見直しの力が育ちます。
丸つけのあとに
求めた式に問題の点を代入して、成り立つかを本人に確かめさせると、自分でまちがいに気づけるようになります。符号ミスが続く場合は「別の問題にする」で同じ種類を数回解き、増加量を書き出す手順をそろえましょう。
このプリントで出る問題の例
実際に印刷される1枚目の見本(問題は押すたびに変わります)
関数メーカーでは、次のような問題が作られます。
- y は x に比例し、x=3 のとき y=12。y を x の式で表しなさい → y=4x
- y は x に反比例し、x=2 のとき y=9。y を x の式で表しなさい → y=18/x
- 2点 (1, 5), (3, 11) を通る直線の式 → y=3x+2
- 傾きが −2 で、点 (3, −1) を通る直線の式 → y=−2x+5
- 一次関数 y=3x−4 で x が 1 から 5 まで増加するときの y の増加量 → 12
- y=2x² で x が 1 から 3 まで増加するときの変化の割合 → 8
よくある質問
Q. 一次関数の式の求め方は?
y=ax+b の a(傾き・変化の割合)と b(切片)を求めます。2点が与えられたら、a=(yの増加量)÷(xの増加量)で傾きを出し、1点の座標を代入して b を求めます。
Q. 比例と反比例の式のちがいは?
比例は y=ax(xが2倍ならyも2倍)、反比例は y=a/x(xが2倍ならyは1/2)。どちらも1組の x, y の値を代入すれば a が決まります。
Q. y=ax² の変化の割合はどう求めますか?
一次関数とちがって一定ではありません。x が p から q まで増加するときの変化の割合は a(p+q) で求められます(yの増加量÷xの増加量を計算した結果と同じです)。
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