国語 / 俳句
季語メーカー
「雪とけて村いっぱいの子どもかな」の季語は? 季語の季節を答える、季節の季語を4択で選ぶ、俳句から季語を見つける。俳句の学習の基本です。
① しゅるい
季語は俳句の「季節のしるし」対象:小5〜中3
俳句の季語を練習するプリントです。季語とは、俳句に季節を表すために入れる言葉。小5の国語で俳句に親しみ、中学では季語と季節、切れ字が必ず問われます。季語→季節、季節→季語、俳句から季語を見つける、の3形式で、代表的な季語90語以上と有名な俳句を使って練習できます。季語は春・夏・秋・冬の四季に「新年」を加えた五つに分けられます。
じょうずな使い方
- 季語の季節は旧暦。春=2〜4月、夏=5〜7月、秋=8〜10月、冬=11〜1月が目安です。
- 俳句の季語を探すときは、「季節を感じる言葉」に線を引きます。
- 有名な俳句は、作者・季語・季節をセットで覚えましょう。
- 「季語→季節」で確かめ、「季節→季語」の4択で語彙を増やし、「俳句の季語を見つける」は定期テスト対策に。百人一首プリントと合わせると古典の韻文に強くなります。
つまずきやすいところ
旧暦によるずれ(七夕・天の川・朝顔は秋、五月雨は夏)、「月」は秋の季語(春の月・冬の月は言葉を足す)、「雪とけ」は春で「雪」は冬のように同じ語でも季節が変わること、新年の季語を冬と答えてしまうことがつまずきどころです。
おうちの方・先生へ:教え方のポイント
どこでつまずくか
- 今の季節感で答える。「天の川」「朝顔」を夏と答えるのが代表例です。季語は昔のこよみが基準なので、秋は立秋(8月はじめごろ)から始まります。「夏休みの途中から、昔のこよみではもう秋」と伝えると、ずれの理由がつかめます。
- 言葉が足されて季節が変わる。「雪」は冬ですが「雪とけ」は春、「月」は秋ですが「春の月」は春。俳句の中から季語を探すときは、一語だけでなく前後の言葉と合わせて見るよう声をかけます。
- 季節を感じる言葉が二つ見える句。「古池や蛙飛びこむ水の音」で「古池」や「水」を選ぶ子がいますが、季語は「蛙(かわず)」で春です。生き物・植物・行事など、季節が決まっている言葉はどれかを考えさせましょう。
- 新年を冬に入れる。「門松」「初日」は冬ではなく新年。答えの選択肢は春・夏・秋・冬・新年の五つだと最初に確認しておきます。
すすめ方の目安
- まず「季語→季節」で、代表的な季語の季節を一通り確かめます。旧暦でずれる語に印をつけておきます。
- 次に「季節→季語 4択」で、選択肢の中から季節に合う語を選ぶ練習をして語彙を広げます。
- 小6・中学生は「俳句の季語を見つける」へ。季語と季節に加えて、作者も一緒に言えるようにします。
- テスト前は「ミックス」で三つの形式をまぜて確認します。
丸つけのあとに
答えつきで答え合わせをしたら、まちがえた季語を季節ごとに五つの列に書き分けます。とくに今の感覚とずれていた語には理由(旧暦・言葉が足されている など)を書きそえ、「別の問題にする」で出し直して同じ語が出たときに答えられるか確かめましょう。
解き方の例
問題:「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)の季語と季節
考え方:「鐘」「法隆寺」は季節が決まっていない言葉。「柿」は実りの時期の果物で、季語としては秋 → 答え:季語は柿、季節は秋。
俳句の季語は一句に一つが基本です。季節が決まっている言葉に線を引き、それ以外の言葉が季語になりえないかを確かめると、迷いが減ります。答えを書くときは、季語と季節の両方を書くことを忘れないよう、解答らんの形も確認させましょう。
このプリントで出る問題の例
実際に印刷される1枚目の見本(問題は押すたびに変わります)
季語メーカーでは、次のような問題が作られます。
- 「ほたる」の季節 → 夏
- 「天の川」の季節 → 秋
- 冬の季語はどれ? ①菜の花 ②こたつ ③すすき ④せみ → ②こたつ
- 「雪とけて村いっぱいの子どもかな」(小林一茶)の季語と季節 → 雪とけ・春
- 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)の季語と季節 → 柿・秋
- 「門松」の季節 → 新年
よくある質問
Q. 季語の季節は今の感覚とずれていませんか?
ずれていることがあります。季語は旧暦(昔のこよみ)をもとにしているため、「七夕」や「天の川」は秋、「朝顔」も秋の季語です。春は立春(2月はじめ)から、夏は立夏(5月はじめ)から、と覚えておくと納得できます。
Q. 季語がない俳句もありますか?
あります。季語を入れないものを無季俳句といいます。ただし学校で習う俳句のほとんどには季語があり、「季語と季節を答えなさい」は定番の問題です。
Q. 季語はどのくらい覚えればいいですか?
教科書に出てくる俳句の季語と、代表的なもの(春:桜・うぐいす・菜の花、夏:ほたる・せみ・夕立、秋:月・紅葉・すすき、冬:雪・こたつ・大根、新年:初日・門松)を押さえれば十分です。
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