10品詞の分類、動詞の活用の種類(五段・上一段・下一段・カ変・サ変)、活用形(未然形〜命令形)。中学国語文法の定番を毎回ちがう語で出題します。
中学国語の文法で最も出題される、品詞の分類・動詞の活用の種類・活用形を練習するプリントです。文法は暗記科目に見えますが、実は「ないをつけてみる」「あとに続く言葉を見る」といった見分けの手順を覚えれば、初めての語でも判断できます。語を変えながらくり返して、手順を自動化しましょう。品詞は10種類、動詞の活用の種類は5種類、活用形は6種類です。
形容詞と形容動詞の区別(「静かだ」は形容動詞)、副詞と連体詞の区別(「この」「あらゆる」は連体詞)、「ない」が形容詞か助動詞か、上一段と下一段の混同(「見る」は上一段、「寝る」は下一段)、連用形と終止形の区別(「書き」「書く」)、終止形と連体形の区別(形が同じなので続く語で判断)がつまずきどころです。
「静かな」を形容詞と答える。言い切りの形にもどすと「静かだ」になるので形容動詞です。一方「大きな」は「大きだ」とは言えず、活用もしないので連体詞。「言い切りの形にしてごらん」を合言葉にすると、見た目にまどわされにくくなります。
二つの「ない」。「本がない」の「ない」は形容詞、「読まない」の「ない」は助動詞です。「ぬ」に置きかえて「読まぬ」と言えれば助動詞、「本がぬ」と言えなければ形容詞、という確かめ方を教えてください。
見た目の似た動詞の活用の種類。「着る」は「着ない」で上一段、「切る」は「切らない」で五段です。字面で判断せず、必ず「ない」をつけて声に出し、直前の音がア段・イ段・エ段のどれかを聞き取らせましょう。
終止形と連体形。「書く。」は終止形、「書く人」は連体形で、形は同じです。迷ったら、すぐあとに体言(名詞)が続いているかを指でたどらせます。
「考える」の活用の種類:「考えない」→「ない」の直前は「え」(エ段)→ 下一段活用。
「答えつき」と見比べるときは、答えが合っていたかより「どの手順で判断したか」を本人に説明させてください。説明できなかった種類だけを選んで「別の問題にする」と、語を変えて同じ判断をくり返せます。
「どうしてそう判断したの?」と聞いたときに、手順を言葉で答えられれば、初めて見る語でも見分けられる力がついています。
また、教科書の本文から短い一文を選び、その中の語の品詞を親子で一つずつ当てっこするのも、手順を使う練習になります。

品詞・活用メーカーでは、次のような問題が作られます。
10種類です。自立語で活用するもの=動詞・形容詞・形容動詞、活用しないもの=名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞。付属語で活用するもの=助動詞、しないもの=助詞。「自立語か付属語か」「活用するか」「どんな文節になるか」の順に見分けます。
「ない」をつけて、直前の音で判断します。ア段なら五段(書か-ない)、イ段なら上一段(起き-ない)、エ段なら下一段(食べ-ない)。「来る」はカ行変格活用、「する」「〜する」はサ行変格活用で、この2つは暗記します。
あとに続く言葉で決まります。「ない・う・よう」なら未然形、「ます・た・て」なら連用形、言い切りなら終止形、「とき・こと」など体言が続けば連体形、「ば」なら仮定形、命令して言い切れば命令形です。