国語 / 漢字
漢字の成り立ちメーカー
「山」は形をかたどった象形文字、「上」は印で示した指事文字、「明」は日+月の会意文字、「晴」は日(意味)+青(音)の形声文字。漢字の成り立ちを見分けて、組み立てを答えます。
① しゅるい
漢字は「でき方」で4つに分けられる対象:小3〜中1
漢字の成り立ちを学ぶ練習プリントです。漢字は、ものの形をかたどった象形文字、印で示した指事文字、字を組み合わせて意味を表した会意文字、意味の部分と音の部分を組み合わせた形声文字の4つに大きく分けられます。小学校の国語で「漢字の成り立ち」として学び、中1でも漢字の学習の基本として扱われます。成り立ちがわかると、初めて見る漢字の意味や読みを推測できるようになります。
じょうずな使い方
- まず「まとめ表」で4つの成り立ちと代表的な字を確認します。
- 「成り立ちの種類」は4択。分けられない字か、分けられる字かを先に考えます。
- 「組み立て」では、会意文字は何と何の組み合わせか、形声文字は意味の部分と音の部分を答えます。
- 部首プリント・音読み訓読みプリントと合わせると、形声文字の「音の部分」がよくわかります。
覚え方
- 形声文字は漢字の大部分(8〜9割といわれる)。分けた部分の音読みが字の音読みと同じなら形声と考えます。晴(セイ)と青(セイ)。
- 象形文字は、もとの絵を想像して覚えます。「山」は三つの峰、「川」は流れる水。
- 会意文字は「日+月=明るい」「人+木=休む」のように、意味をつなげて文にしてみると覚えやすくなります。
つまずきやすいところ
会意文字と形声文字の区別(部分の音が字の音と同じか)、指事文字と象形文字の区別(印か形か)、形声文字の意味の部分と音の部分の取りちがえがつまずきどころです。
おうちの方・先生へ:教え方のポイント
どこでつまずくか
- 会意と形声の区別がつかない。どちらも二つ以上の部分でできています。分けた部分を音読みで読み、字全体の音読みと同じなら形声、ちがえば会意と考える手順を教えます。「清(セイ)=氵+青(セイ)」は形声、「明(メイ)=日+月」は会意。
- 指事文字を象形と答える。「上」「下」は、線の上や下に印をつけて位置を表した字。形を写したのではなく「印」で示した字が指事だと伝えます。「本」は木の根もとに印、「末」は木の先に印。
- 形声文字の意味と音を逆に答える。部首になっている側が意味、残りが音のことが多いと伝えます。「銅」は金(金属の意味)+同(ドウの音)。
- 成り立ちの説には諸説ある。学者によって分け方がちがう字もあります。このプリントでは小中学校の教科書でよく取り上げられる字だけを使っています。
すすめ方の目安
- 「まとめ表」で4つの成り立ちと代表的な字を音読します。
- 「成り立ちの種類」で見分ける練習をします。
- 「組み立て」で、会意・形声の部分を答えます。
- 最後は「ミックス」で確認し、教科書の新出漢字の成り立ちも調べてみます。
丸つけのあとに
まちがえた字は、部分に分けて書き、それぞれの音読みと意味を横に書きます。「別の問題にする」で出し直し、同じ種類の字が見分けられるか確かめましょう。
解き方の例
問題:「晴」の成り立ち
考え方:「日」と「青」に分けられる。「青」の音読みはセイで、「晴」の音読みもセイ。日が意味(天気)、青が音を表す → 形声文字
答え:形声文字(意味:日/音:青)
このプリントで出る問題の例
漢字の成り立ちメーカーでは、次のような問題が作られます(押すたびに問題が変わります)。
- 「山」の成り立ち → 象形文字
- 「上」の成り立ち → 指事文字
- 「明」の成り立ち → 会意文字
- 「晴」の成り立ち → 形声文字
- 会意文字「休」は何と何? → 亻(人)+木
- 形声文字「銅」の意味の部分/音の部分 → 金/同
よくある質問
Q. 六書(りくしょ)とは何ですか?
漢字の成り立ちと使い方を6つに分けたもので、象形・指事・会意・形声・転注・仮借をいいます。小中学校では、でき方による分類の象形・指事・会意・形声の4つを中心に学びます。
Q. 形声文字はどのくらいありますか?
漢字の大部分が形声文字で、8〜9割ほどといわれます。意味の部分と音の部分がわかると、初めて見る漢字の読みや意味を推測しやすくなります。
Q. 成り立ちの分け方は辞典によってちがいますか?
ちがう字もあります。たとえば会意と形声の両方の性質をもつ字(会意形声)もあります。このプリントでは教科書でよく例に出る、分け方の定まった字を使っています。
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